コピー機業界は今どうなっている?導入のタイミングは”今”がおススメの訳とは?

こんにちは♪コピタ編集部です。

コピー機業界はここ数年で大きく変化しています。

最近ではコロナ禍となった2019年以降、コピー機・複合機の市場規模は縮小傾向にあると言われています。

それゆえ、コピー機の内部には半導体部品が多く利用されているため、コロナ禍前から、世界的な半導体不足により、コピー機製造が追いついていないのが現状でした。

さらに近年では、ペーパーレス化が進み、コピー機・複合機の印刷用途が減り、FAX文化も減少しているのも事実です。

コロナ禍により在宅勤務やテレワークの導入が増えたことも重なり、業界的に追い打ちをかけられている状況です。

今回は深くコピー機業界の裏事情に踏み込んだ話題となりますが、そんな中「なぜ今がコピー機・複合機の導入がおススメ」と言えるのかを解説していきます。

目次

コピー機・複合機業界はこうして変わっていった・・・

やはり世界的な半導体不足の影響に加え、新型コロナウイルス感染症による国際的な輸送遅延や機能停止の影響で、国内のコピー機メーカーは新型機種を生産できずにいました。

コピー機・複合機は一般的にリース契約で導入する企業様が多いですが、いざ導入しようとしても「在庫がなく、納品が遅れてしまっている・・・」というケースが増えていました。

ここまで国際情勢や、ペーパーレス化といった近代技術の発展による影響について触れましたが、確かにこれらの影響は大きく受けておりますが、コピー機・複合機業界はそれ以外の要因もあります。

では、コピー機業界ではどのようなことが起こっていたのでしょうか。

それは、「コピー機の性能向上」と「販売店の価格競争」があげられます。

「コピー機の性能向上」については一見すると悪くない印象を受けますが、実はコピー機メーカーにとっては大きな事件を招いていました。

まずは「コピー機の性能向上」について解説していきます。

大手メーカーによる大量リストラ・・・

世界の先進国は右肩上がりとなっているGDP(国内総生産)ですが、日本のGDPはここ数十年で横ばいとなっており、インフレの影響もうけ敬座状況がよろしくないと、皆さんもニュースで拝見されているかと思います。

以前までは大手メーカーに勤務できれば安泰なんて言われたこともありましたが、大手企業でさえ、人員カットの政策を施行せざる負えませんでした。

もちろんコピー機メーカーは皆さんも知っているような企業ばかりです。

富士フイルム、リコー、キヤノン、コニカミノルタ、SHARP、京セラは代表的なコピー機・複合機メーカーですが、これらの企業でさえ経営状況を考量し決断を下してきました。

これらの国内屈指のコピー機・複合機メーカーは、コピー機を販売する事とメンテナンス対応費用が収益源になっていましたが、技術大国の日本というキャッチフレーズが逆にあだとなる事態が起こるのです・・・

それはコピー機・複合機の性能がアップしたと同時に耐久性も向上したため、メンテナンス対応をする機会が減っていったのです。

当然、全国に配置されていた拠点の人員の仕事が激減し、人員カットへつながっていきました。

日本のコピー機・複合機は中古品でもオーバーホールをすれば数十年平気で利用が可能です。

エンドユーザーからすれば故障しずらいコピー機・複合機を利用できるようになったことはいいことですよね。

ただ、いざという時の対応に遅延が起こってしまうなど懸念材料が増えてしまったのも事実です。

メーカー社員だけでなく、下請けのコピー機・複合機業者も大きな打撃を受けてしまったことにもつながっています。

販売店の価格競争について

「コピー機の性能向上」について解説しましたが、次に「販売店の価格競争」について解説してい行きます。

まず、これまでのコピー機・複合機の導入方法はリース契約で導入することが一般的でした。

もちろん今でも導入方法の中では最も多い導入方法になります。

仕組みとしては、メーカーの卸価格があり、販売店はエンドユーザーに提案する金額の差額で収益を得ていました。

導入方法はリース契約での導入方法が一般的なうえ、契約内容が複雑なのでエンドユーザーにとって不必要なオプションを提案し、言い方を悪くすると「ぼったくりな販売」も多くみられてしまったの現実です。

そんな中、家庭用を目的とした小型インクジェットプリンターがエプソンを筆頭に登場し、卓上タイプのコピー機が市場参入してきました。

大型複合機と比べて金額が安く、5~7年のリースを組むよりリスクが少ないと気づくエンドユーザーも増えてきました。

「大型複合機じゃなくても大丈夫じゃないか」という方が増えてきたんですね。

そうなると、これまで販売店は小型コピー機と価格で争わなくてはいけなくなったのです。

さらに、起業ブームと重なり、一回の販売で高額なインセンティブが見込めるコピー機・複合機の販売店参入事業者も増加しており、ライバルが多くなりました。

販売店としては一台でも多く販売したいので、「値下げ合戦」が繰り広げられるようになりました。

コピー機・複合機を導入したいお客さんに対して、複数の販売店がアプローチをかけてくるようになったので、お客さんは少しでも販売店から購入したいと考えるのが普通ですね。

コピー機・複合機をより安いリース契約にするには!?必見

こうなってくると販売店は非常に苦しい状況になってきます。

そんな中追い打ちをかけるかのように登場したのがレンタルサービスです。

コピー機のレンタルサービスとは?

前記でも触れていますがコピー機・複合機の導入方法はこれまでリース契約が主流でした。

リース契約以外では市場で値下がった中古コピー機を購入し、保守メンテナンスは別途で契約して導入する方法がありますが、新品のコピー機が利用でき、メーカーからの直接的なメンテンナンスを受けられる事が魅了的とされていました。

しかし、時代の流れで経営戦略でコピー機の保守メンテナンスを下請け業者に依頼する大手メーカーも出始めた背景に、リース契約より安く、手軽にコピー機を導入できるようレンタルサービスが登場しています。

コピー機のレンタルサービスは最近ちらほらと出てきたサービスなので、リース契約に対抗した価格設定をしている業者が多いです。

もちろんこのレンタルサービスのコピー機は中古コピー機がメインとなります。

簡単に説明すると一度リースで数年使用され、リース契約終了後に返却されたコピー機を業者が買取り、新しいエンドユーザーへレンタルしている仕組みです。

個人事業主でも大丈夫!!コピー機のレンタル契約とは?

コピー機のレンタルサービスは中古市場がメインと言えます。

そのコピー機の中古市場にも半導体不足やコロナ過の不況の影響は大きく受けています。

コピー機の中古市場はどうなった?

コピー機のレンタルサービスで主に取り扱われているコピー機は中古品となります。

リース契約終了後に返却されたコピー機を業者が買取り、新しいエンドユーザーへレンタルしている仕組みであると前記で説明しましたが、半導体不足やコロナ過の不況に。より、新品のコピー機の製造や販売が減少してしまったことも前記で説明しているかと思います。

すなわち、中古市場にもコピー機が少なくなっているのです!!

レンタルサービスの販売店も在庫の確保ができないと商売になりません。

賢い方は需要と供給のバランスが取れないので価格が上がってしまうのではないか?と思う方もいると思います。

しかし、レンタルサービスの販売店はリース契約で導入する販売店の価格を常に意識しています。

そんな中、リース契約を主な取り扱いとしている販売店はコピー機のリース市場で値下げ合戦を繰り広げています。

ということは、エンドユーザーがコピー機・複合機を導入する為の費用というのは今後変わらず下がっていくことが予想されます。

まとめ

コピー機業界以外でも、不況な雰囲気が続いていたここ数年ですが、若干ではありますが回復傾向に今ありますよね?

実はコピー機業界も全体を通すと回復の兆しにあります。富士フィルムも2021年に最新モデル「ApeosPro/Apeos C/ApeosPrint」シリーズをリリースしていたり、コピー機市場の流動性も従来のように戻ってきています。

もし、リース契約でコピー機を導入するのであれば、しっかり複数の販売店から相見積を取り、値下げ合戦の波を利用しましょう。

そしてレンタル契約で導入する場合ですが、現在参入事業者が増加しており、リース契約と違い、サービスの作り方が自由になりますので、様々なサービスが展開されていくでしょう。

今後のコピー機業界の動向にも注目していきましょう!!

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