コピー機の純正トナーとリサイクルトナーの違いについて

こんにちは♪コピタ編集部です！

本記事ではタイトルの通り、「コピー機の純正トナーとリサイクルトナーの違いについて」解説していきます。

コピー機・複合機の消耗品経費として、トナー代金の価格が意外と高くつくで、発注担当の方が「え～」と思う事があると思います。

種類は違いますが、私は家庭用のプリンターのインクが無くなったときにECサイトで純正品を探していたときに「けっこうするのねｗ」と思いました。

※大型複合機のようなレーザータイプのコピー機・複合機はトナーと呼ばれ、家庭用のインクジェットタイプのコピー機はよく呼ばれるインクと呼びます。
詳しくは下記にて解説しております↓↓
わかりやすく解説！インクジェットプリンターとレーザープリンターの違いとは！

そんなトナー代金のコストを抑えるためにリサイクルトナーを探す方も多いと思いますが、そもそも純正品じゃなくても大丈夫？リサイクルトナーって何？という疑問もあると思いますので、今回は純正トナーとリサイクルトナー特徴について解説します。

純正トナーとリサイクルトナーとは？

純正トナーとは、コピー機・複合機のメーカーが出している正規品のトナーであり、新品のトナーを指します。本体・中身・外箱がすべて純正メーカーのものということです。

製造している各メーカーは、リサイクルトナーではなく、純正品のトナーを使うことを推奨しています。

それに対して、リサイクルトナーとは、空のトナーカートリッジを回収して洗浄し、修理をしてから純正品と同量のトナーを再度充填したものです。

リサイクルトナーは無駄に新しい製品を作ることなく、CO2の削減にも貢献できるため注目をされています。

それぞれのメリットとデメリット

＜純正トナー＞

○メリット
・品質が信頼できる。
・不具合発生時にメーカー保証期間内であれば保証・サポートを受けることが出来る。
・純正品なので回収時にメーカーが引取をしてくれるので回収費用がかからない。

●デメリット
・値段が高い。
・生産終了品を手に入れるのが困難。

＜リサイクルトナー＞

○メリット
・値段が安い。
・生産終了品でも購入できる場合がある。
・環境に優しい。
・純正トナーよりも顔料を多く充填した商品も選べる。

●デメリット
・品質は不安定。
・不具合発生時にメーカーによって対応が異なり不安定。
・回収時にメーカーがリサイクル品を拒否している場合がある。

こんな方は純正トナーの方がいいかも

純正トナーはメーカーによる保証があるため、品質が保証されています。

リサイクルトナーが純正トナーの品質に１００％寄せることはまずありえません。

その為、デザイナーやグラフィック関係のお仕事に就いている事業者様は、色合いについてシビアに考えているかと思います。

そういった関係の事業者様はメーカーが直接製造した新品の純正トナーがおすすめになります。

コストを抑えるためにリサイクルトナーを使用したいという方へ

純正トナーは値段が高いですが、メーカー保証もあり、安心して使えます。

一方で、リサイクルトナーは金額が安い分、魅力的に感じられますが、上記のデメリットがかなり印象強く残るかもしれません。

トナー漏れが発生したり、プリンター本体との相性が悪かったりするケースもあるので、プリンター本体の故障リスクも高くなります。

このようなリスクが発生しやすいリサイクルトナーを「安さを売り」にして販売する業者もいるので、購入する際には注意が必要です。

もちろん全てのリサイクルトナーの品質が悪いというわけではないので、リサイクルトナーを使用するにあたりまずは、買取業者を選定する必要があります。

リサイクルトナーでコスト削減を考えている事業者様は、コピー機・複合機とトナーの保守メンテナンスがセットになっている業者を選ぶことをおすすめします。

具体的には、リサイクルトナーを使用にあたり、不具合などが起こった場合に、保証として無料で代替品を送るなどの対応をしている業者を選定しましょう。

ちなみにですが、近年ではリサイクルトナーの品質が劇的に向上しています。

確かに、純正トナーに比べてリサイクルトナーの不具合率は高いですが、近年は徐々に不具合率も純正トナーに近付きつつあり、製造業者にもよりますが、純正品とリサイクルトナーでは不具合率はあまり変わらなくなってきました。

また、品質基準の認証を得たリサイクルトナー業者が増えており、品質の向上と10年保証など、保障期間が延びていることが、リサイクルトナーの需要を伸ばしたきっかけでもあります。

どちらのトナーを使用するか迷うところですが、保証の充実と環境に良いという点で選ぶことを考えると、リサイクルトナーはおすすめの商品となります。

リサイクルトナーをオススメできる価格以外の大きな理由は、コスト削減効果と環境に対してエコであるという点があげられます。