コピー機の消費電力ってどれくらい?節電方法も紹介!
こんにちは。コピタ編集室です!
コピー機・複合機を使用するために日々コストがかかりますよね。
契約内容によって異なりますが、リース料金やレンタル料金、カンター料金やトナー料金。
印刷用紙の費用もかかりますよね。
ちょっと待って、なにか忘れてないか??
そうです。電気代です。
可能な限り節約したいコストですが、どうしようもないと思う方も多いと思います。
オフィスで毎日のように使用されているコピー機・複合機の消費電力がどのくらいなのか、そして、できるだけ節電したいですよね。
最近では、世界状況の問題もあり、各電力会社が電気代の値上げに踏み切り、一般の各ご家庭の家計簿も苦しめ始めているので、身近に感じる内容かと思います。
コピー機・複合機の消費電力、そして節電方法について触れていきます。
目次
コピー機の消費電力
コピー機・複合機の消費電力は、最大で1100~1500W程度になります。
これは一般的に消費電力が高いとされるエアコン(~2000W)やアイロン(1200~1400W)と比べても遜色ない数値です。
しかし、消費電力にもいろいろ種類が存在し、コピー機・複合機も常時これだけの電力を消費しているわけではありません。
ただ、一般の家庭ではなく、事務所の中でPCや電話機など設置されている場合がほとんどだと思いますが、それらと比べると消費電力は高い方かもしれません。
では、消費電力の種類とそれぞれにかかる電力をご説明いたします。
複合機・コピー機の消費電力の3つ種類
①最大電力
コピー機・複合機の電源を入れたときや、待機状態からコピー、印刷するために復帰したときに必要な電力です。話は違いますが、車もエンジンをかけたときが一番バッテリーに負担がかかるそうです。
文字通り最も電力を消費する瞬間になり、起動する時に一番電力が必要になるということを覚えておきましょう。
消費電力 1100~1500W
②動作平均電力
待機状態から復帰したあと、コピーや印刷をする際に消費する電力で、動作している時間の平均値です。簡単に言うと、コピー機・複合機でコピーや印刷をしているときにかかる電力のことです。
消費電力 400~600W
③待機時電力
コピー・印刷が終わったあと、複合機・コピー機がスリープ状態・スタンバイ状態になったときにの電力です。
この待機時電力が最も消費電力が少なくなります。
TEC値
TEC値は「国際エネルギースタープログラム」に適合するための評価基準となる値になり、簡単に表現すれば複合機などの機器の節電機能を表す値です。
正式名称を「Typical Electricity Consumption」といいます。
これは1週間(5営業日+2休日)コピー機・複合機を使用した場合を仮定したときに求められる、1週間あたりの消費電力を表します。
例えばTEC値が2kWhとされていたら、1週間に2キロワットの電力がかかってくるということです。
もちろん製品にもよりますが最近では2kWh以下、低いものでは0.23kWhのものもあります。
ご利用中のコピー機・複合機のTEC値を調べたいときは、「国際エネルギースタープログラム「適合製品検索」で調べられます。
■複合機、コピー機の平均的に消費電力
最大電力:1100~1500W
動作時平均電力:400~600W
待機時電力:0.5W~3W
TEC値:~2kWh
コピー機・複合機の電気代金
TEC値が分かれば、1ヶ月のおおよその電気料金は計算できます。
もちろん、あくまでも目安になる金額ですが、導入をするときに計算することである程度のランニングコストを把握することができます。
TEC値を2kwhと仮定した場合、
2kwh÷7日=1日あたり0.29kwh
0.29kwh×30日×27円=月間電気代目安235円
※1kwh単価27円で計算
およその計算ですがコピー機・複合機の電気代は1ヶ月235円、年間2,820円となります。
ちなみにコピー機のタイプやメーカーによってTEC値に変動はありますが、ひと昔前のコピー機だとTEC値8kwhとなり、年間8,800円程度の電気代となっておりました。
最近のコピー機・複合機はだいぶ優れています。。。
節電方法
コピーや印刷をしていない待機時間は節電モード・スリープモードを活用しましょう!!
これは、待機時間の消費電力を抑える機能です。
節電モード・スリープモードへの移行方法は、お使いの複合機のモデルで異なりますが、ボタン操作で移行させますが、最近の機種は節電モードの移行時間が設定できるようになっています。
この節電モードを上手に活用すれば消費電力を削減できますが、待機状態からコピー・印刷するために復帰したとき最も電力を消費してしまいます。
そのためコピーや印刷するときは、「待機からコピー・印刷」の繰り返しを減らすために、間隔をあけずにまとめて一気に印刷をすることで消費電力が抑えられます。
ちなみに最近のコピー機・複合機の「スリープモード」は、消費電力は1.5W~4Wというように、最も消費電力を押さることができます。
昼休みの時間帯や就業時間の定時を過ぎた時間で、スリープモードに移行すれば消費電力を抑えることができます。
スリープモードへの移行は、節電モードと同じようにボタン操作のほか、移行時間を設定できるようになっているので、定時を過ぎたら即移行するように設定しとおくと節電に効果的です。
節電モードやスリープモードをうまく活用し、長期的な目線で電気代の節約になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事ではタイトルの「コピー機の消費電力ってどれくらい?節電方法も紹介!」について解説していきました。
まずはTEC値を確認しておきましょう。
もし今使っているコピー機・複合機が古いタイプでTEC値が高い場合は日々の契約料金以外の費用がかかっているかもしれません。
ただし、本記事でご紹介した3種類の消費電力はあくまでも目安なので、まずは事業者様の会社でご利用のコピー機・複合機の消費電力を確認してみましょう。
その場合は新しい機種への交換を検討してみるのは如何でしょうか?
最新のコピー機では節電モード・スリープモードの機能も便利なものとなっており、さらに「プリンター・複合機部会(JBMIA)」の調査では、10年前のモデルと最新モデルを比べると、消費電力が80%削減できるという結果が出されています。
補足
上記で最新コピー機の入替について記載しましたが、最新コピー機は消費電力が削減できたり、機能面で充実しているるのはもちろんですが、当然その分、コピー機複合機の本体代金は高額になっています。
その為、これまでの様に一般的な導入方法のリース契約で導入し、長期で分割して本体代の支払いをしていく流れでした。
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