コピー機の手差し印刷とは・・・!?使い方を説明します!!

こんにちは♪コピタ編集部です。

手差し印刷ってたまに聞くけど・・・

そんな時、突然あなたに出番がやってきます。

上司「この封筒に、宛名印刷しておいて~」


ワイ「は~い(渡された送付用の封筒に宛名を印刷して、郵送するんだろうなぁ。。。


あれ・・・ちょっ、これどーやって印刷すんのwww!!??)」


そうです、普通紙での印刷ではありません。そう、これこそが”手差し印刷”です。

やはりお客様や取引先に送付する封筒の送付先・送付元の宛名と住所は手書きより印字されている方が見てくれもよくなるかもしれません。

今回はタイトル通り、「コピー機の手差し印刷とは・・・!?使い方を説明します!!」となります。

目次

手差し印刷とは?

通常使う給紙トレイを使わずに印刷する方法です。コピー機の給紙トレイにあるコピー用紙は自動で印刷されていきますが、手差し印刷はまさに手動で印刷を行います。

給紙トレイにはA3やA4、B5など、普通紙ならセットして印刷時にPCなどで設定して自動で印刷をしてくれます。


※各トレイにどの用紙をセットするかは自由にカスタマイズできます。一方で手差し印刷の対象となる印刷用紙は給紙トレイに合わないサイズの用紙である封筒・ハガキ・長尺紙や、通常のトレイからでは給紙ができない厚紙・薄紙・画用紙、そして特殊な加工がされている紙質であるラベル紙・OHPフィルムなどです。


代表的な手差し印刷の用紙は封筒・ハガキでしょう。

ハガキ印刷など年賀状シーズンなどは良く使う機能となります。

これらを誤って給紙トレイにセットして印刷してしまうとコピー機の紙詰まりの原因になります。

手差し印刷の種類

冒頭でも触れましたが、具体的にどのような特殊紙を手差し印刷でプリントできるのでしょうか。

本記事ではSHARPのコピー機を例に、手差印刷の種類についてご紹介していきます。

もちろんメーカーにより呼び方は変わりますので、SHRAP以外のメーカーのコピー機をご利用の事業者様も似たような特殊紙を扱っているかも知れませんので、参考にしてください。

・レターヘッド紙

レターヘッドとは、レター(便箋)のヘッド(上部)に企業などの住所や名前、ロゴマークが印刷されている社用便箋です。

もともとは偽造防止や企業の規模を表現するために使用されてきましたが、今でどの企業から届いたのかがすぐにわかるようので重宝されています。

・印刷済み用紙

既に一度何かしら印刷されたことのある用紙になります。

見た目は特殊紙ではありませんが、既に印刷されたことのある用紙は新紙とは違い、わずかな折り目やほこりの付着があるため、通常トレイではなく、手差しトレーからの印刷が必要です。

経費削減の為、裏紙に印刷したいときに利用ができます。

・パンチ紙

穴あけパンチで穴の開いた用紙のことをさします。用紙に穴が開いている場合も手差しトレーから印刷が必要になります。

印刷済み用紙と同様、普通紙のように扱うと紙詰まりの原因になります。

・再生紙

古紙をリサイクルして作られている用紙のことです。

古紙を原料としているので、発色があまり良くなく、再現性を重視する印刷にはやや不向きと言われてています。

再生紙の原料となる古紙にはインクなどの不純物が残っているため、手差しトレーから印刷する必要があります。

しかし、技術の向上で普通紙に近い質感に近い再生紙もでてきており、資源や環境問題に少なからず貢献できる事から、近年は国や官公庁からも再生紙の使用が推奨されています。

・色紙

有名な芸能人、スポーツ選手からサインを書いてもらうときに見受けられ用紙になります。

やはり、用紙自体が厚紙ですので手差しトレーからの印刷が必要になります。

・ラベル紙

荷物が届いたときによく見受けられるシール式の用紙でラベル紙は、表面の紙(印刷面)、シール部分、台紙で構成されています。

荷物を送る際に、送付状となりますので利用する機会は多いと思います。

タブ紙

用紙の隅にちょこんとタブがはみ出している用紙のことをさします。

資料をファイリングるときに見かけるかと思いますが、こういった用紙にも印刷することは可能です。

・厚紙と薄紙

チラシや新聞、カタログなどの印刷に使われる紙は一般的に「薄紙」と呼ばれるのに対して、パッケージやディスプレイ、POPなどに使われる厚手の紙を「厚紙」と呼びます。

薄紙と呼ばれている種類の紙の中でも厚みのある紙もありますし、厚紙と呼ばれる紙の中で薄手の紙もあります。

普通紙に比べての境界線がわかりずらいですが、普通コピー用紙より明らかに厚みが違うのであれば、手差しトレーから印刷することをお勧めします。

・OHP

透明フィルムのことで、OHPフィルムと呼ばれることがあります。

・光沢紙

耐水紙と呼ばれることもあり、水をはじき光沢のある用紙のことです。ポスターやチラシでよく見かける特殊紙となります。

これ以外にも様々な特殊紙がありますが、一旦このくらいにしておきます。

コピー機・複合機によってそれぞれの特殊紙にどこまで対応ができるのかは、コピー機・複合機の導入前に確認しておきましょう。

手差し印刷の方法

最初に印刷設定されていないと印刷時にエラーが発生してしまいますので、注意しましょう!

エラーが起きてしまった場合はコピー機本体に用紙情報を設定しなおすか、またはプリンタードライバーの設定を変更する事により、エラーを発生すること無く印刷する事ができます。

①手差しトレイカバーを手前に引いて開けます。

②折りたたまれているトレイを開きます。

③用紙サポートを引き出します。


④手差しトレイガイドを外側めいいっぱいに広げます。


⑤印刷面を上にして用紙が突き当たるまで差し込みます。


⑥用紙の横幅をあわせます。


⑦コピー機本体で手差し印刷の設定もしくは、PCの印刷設定から変更する。

手差し印刷は利便性が高い機能のひとつなので、使用方法を覚えておくと非常に便利です。
また、事務職であれば登場出番も多くなると思います。


ただし、使用方法を間違えると紙詰まりの原因となるので注意が必要です。


手差し印刷をする際は手差しに用紙をセットしてから、コピー機側の設定とパソコン側の設定が必要となります。


コピー機側の設定とパソコン側の設定に相違があると印刷が実行しないので、「用紙の種類」と「用紙のサイズ」を確認のうえ、設定するようにしましょう。

まとめ

今回はコピー機・複合機の手差し印刷について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。

手差し印刷は、封筒・ハガキ・長尺紙など、その他特殊な用紙を印刷することができる便利な機能となります。

手差し印刷を行う際は、くれぐれも焦って詰め込んだり、用紙を引っ張ったりしないようにしましょう。

と言うのは、もともとコピー機・複合機は精密機械であり、そのうえで特殊用紙の印刷になるので、取り扱うときは慎重に行いましょう。

ちなみに多くの大型複合機の手差し印刷のトレーは折りたたむことはできますが、使用する際に幅をとりますので、設置する際は手差しトレーの幅も考量に入れておきましょう。

補足

コピー機のレンタルサービス【コピタ】では、もちろん手差し印刷機能を搭載したコピー機・複合機を提供させていただております。

今回は手差し印刷機能についてだけ記載してきましたが、その他コピー機・複合機の機能面についてのご質問を承っております。


コピー機・複合機の導入を検討されている皆様、そろそろリース契約が満了に近づいている皆様、

是非一度【コピタ】にお問い合わせください。